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研究テーマ

制御工学について

当研究室では,制御工学を中心とした研究を行っています. 制御工学とは,入力および出力を持つシステムにおいて、その(状態変数ないし)出力を自由に制御する方法全般にかかわる学問分野を指します. 主にフィードバック制御を対象にした工学です. 大別すると,制御工学は,数理モデルに対して主に数学を応用する制御理論と, それを実モデルに適用していく制御応用とからなります.応用分野は,機械系,電気系,化学プロセスが中心ですが, ものを操ることに関する問題が含まれれば制御工学の対象となるため, 応用範囲が非常に多岐にわたっています. ロボット,船舶,自動車,飛行機,石油化学プラント,エネルギーシステム,環境システム,生態システム, 社会経済システムなどにとっては,欠かせない専門分野です.

研究テーマについて

近年、当研究室はとくに以下の課題に興味を持っています。

  • ペリカンなど,鳥の大群はどうやって安定した編隊を組みながら飛んでいるのでしょうか, そのメカニズムを解明できれば,無人飛行機や人工衛星の編隊飛行も可能になります. 近隣の情報しか入手できない大勢のロボットマがどうやって全員が一致した(同期)運動を行えるのでしょうか.
  • システムの数学モデルが正確でない場合でも,高性能な制御性能を実現する方法の開発
  • カオスシステムの状態推定や信号追従(同期)手法を用いた隠匿通信システムの検討
  • ロボットマニピュレータ,倒立走行ロボット,三重水槽、ドローンなどの現代制御理論による制御

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